日本株がゴールデンウイークで休場の間、S&Pは概ね変わらず、ナスダックは低調。決算が続いている中でテックを中心に大幅な市場予想対比の過達でない限り、大きく売られる展開となっている。
今週は一時大きく下がっていたが、その要因はイエレン財務長官の発言だと報道されている。金利が上がる余地があるという発言が懸念されたがその後に撤回された。正直、その発言の影響はさほど重要ではないと考えております。
マーケットはバブル領域にあると認識しており、参加者の多くは流れが変わりそうであればすぐに出口に向かいたいと思われる。イエレン財務長官の発言はこの状態を明確化したのみ。個人的にこの発言より、決算への反応が気になるところ。
アップル、マイクロソフト、ネットフリックス等、市場予想を大きく上回らなかった銘柄はここ2週間調整しており、高いバリュエーションを支持する材料が乏しい。
今週の注目は金曜日発表予定の雇用統計。市場予想は100万人増加だが、エコノミストの中で200万人と予想している人もいる。フェッド当事者は次々とインフレは一時的な現象となると発言しており、テーパリング議論をする必要はないと強調。今のところ市場はそのビューを共有している模様。その前提が崩れるかどうかはデータ次第であり、金曜日の発表は今後の方向性に大きく影響与える。
仮想通貨でドージコインの上昇が止まらず、土曜日のイーロン・マスク氏のSNL出演に大きく期待しているでしょう。
含み益は利確するまではないものと一緒です。適度に利確をしバブルの恵みを確実に持ち帰りましょう。
主要市場の動き
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ダウ 34230.34 (+0.29%)
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S&P 4167.59 (+0.07%)
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NASDAQ 13582.42 (-0.37%)
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FTSE 7039.30 (+1.68%)
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米国10年金利 1.5660% (-0.0264)
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原油 65.23 (-0.61%)
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ビットコイン 6270109円 (+0.78%)