米国株式市場はほぼ横ばい。過去最高値付近で横ばっているようにも見えるが、ややディフェンシブ銘柄中心に資金がシフトしており、マーケットはやや警戒モードに入っているようにも見える。新規失業保険申請件数が29万人と、コロナ禍以降で最も低い数字となり、いよいよ雇用面でもインフレリスクが意識されて金利はさらに上昇した。インフレと金利上昇も、株式市場内でディフェンシブ銘柄にシフトした遠因であると思われる。なお、今年はアメリカでは暖冬になるとのことで、原油は下落。

いよいよ来週末にせまる選挙だが、自民党が単独過半数が割れるのではないか、という報道も昨日から出始めた。日経平均先物も今朝さらに弱含んでおり、やはり選挙次第。繰り返し、選挙見通しに自信がない限り、選挙動向が見えるまで積極的にリスクを取る必要がないと言っていたが、そのスタンスはそれほど変わらない。単独過半数が割れるくらい席を落とすかはやや疑問だが、一方で岸田政権が誕生してから支持の面でパッとしないのは事実。感染者数が激減している現状も、振り返ってみれば菅さんよかったね、と前政権の支持になり比較対象として岸田政権にとってかえってマイナスになっている印象だ。

政権側はわかっているはずだし、成長を国民が望んでいる調査も新聞から出ているので、大規模な経済対策のアナウンスがくると予想している。が、いまだに全貌が見えない。先日案内した通り、大規模にうてる予算はある。甘利さんも「選挙対策で具体的な数字は言えないが、巨額の経済対策をする」とは言っている。野党がさらに上の数字を言ってくるかも、とのことのようだが、自民党の現状を考慮すると、具体的な数字がないと支持率回復につながらないように感じる。

今わかってることは、公明党の存在感が増すのは間違いないので、給付金だけは確実にくるのだろう。前回は結局投資にお金が回った。資産価格はあがるかもしれないが、それだけだと期間含めて投資テーマとしてはやや弱い。

主要市場の動き

ダウ 35,603.08 (-0.02%)
S&P 4,549.78 (+0.30%)
NASDAQ 15,215.70 (+0.62%)
FTSE 7,190.30 (-0.45%)
米国10年金利 1.6887% (+0.0540)
原油 82.47 (-1.80%)
ビットコイン 7,116,728 (-5.80%)