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オミクロン株警戒から大きく相場が下げる中、好業績発表で逆行高!先週22日に付けた上場来高値の再更新はあるか?
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日本電子は電子顕微鏡で世界首位。分析機器・半導体装置、医療用機器も手掛ける。売上高(2020年3月期1172億円)の約65%を電子顕微鏡を主軸とする理科学・計測機器事業が占め、産業機器(半導体関連が好調)は約20%、医療用機器が15%。
全事業の中で5Gの普及、半導体のEUV化とともにマルチビーム方式電子ビーム描画装置の売上が拡大している。
中間決算時点で、上期として最高利益を達成し、豊富な受注残がある。
昨日フォトマスク製造用電子ビーム方式装置のマクマスターを年産10台から年産20台に増産すると発表。日本電子は電子ビームマスク描画装置をマルチビーム方式とシングルビーム方式の両方を手掛けているが、マルチビーム方式の市場規模はワールドワイドで10台強であるが、日本電子がほぼ独占している。
日本電子の作る電子ビームマスク描画装置は半導体向け以外にも車載用ディバイス市場にも需要が伸びる事が予想される。
予想PERが57.53倍、PBRが4.66倍、EV/EBITDAが26.9倍、PSRが2.0倍とPSR以外のバリュエーションは割高であるが、半導体関連の大きな利益成長が期待される事からロング。
本日の株価大幅下落は昨日発表した200万株の公募増資、250万株の株式売出、67万5000株のオーバーアロットメントによる売出のニュースによるもの。5.5%の希薄化となるほか、目先の需給悪化も警戒される状況に。株式売出は主にニコン(200万株)が中心となる。生産設備への投資や研究開発投資などが資金使途との事。
短期的な需給は悪くなるが、長期的な成長を考えるとむしろ買い場。
日本電子が先週金曜日(26日)に2022年3月期中間決算の決算説明会を開いた。
中間決算の結果は以下の通り。
売上、営業利益、経常利益、受注、受注残も過去最高を更新した絶好調の決算結果だった。 半導体事業の電子ビーム描画装置の売上拡大が業績に特に貢献した。
営業利益率は前年同期比2.0pt改善の6.9%となった。数量増と原価改善が販売管理費増と研究開発費増を上回り利益率改善となった。
事業別の内訳は以下の通り。
理学器・計測機器 1.大学、官庁向け 国内の補正予算(研究基盤強化)の受注、欧米での引き合いが復調、中国市場は引き続き活発だが、 関税問題で出荷遅延のリスク。各国で研究開発強化(競争)の動きがあるため需要は安定して拡大の 見通し。
2.民需(半導体) 極東・中国地域を中心にTEM(透過電子顕微鏡)の引き合いが堅調。 微細化、複雑化に伴い電子顕微鏡(TEM、SEM、EPMA)のニーズが拡大傾向。
3.民需(他産業) 全体的に設備投資が活発。次世代電池向けの研究開発投資が増加傾向。
産業用機器 1.描画装置市場 需要拡大が大きい。5Gの普及、EUV化の進展とともにマルチビームの需要が拡大 スポットビーム描画装置も生産向けの市場(DFBレーザー向け等)が拡大。
2.電子銃市場 コロナ禍以前に戻りつつある。
医用機器 1.国内市場 生化学分析装置の市況は停滞気味 免疫分析装置の市場が拡大(コロナウィルス高感度抗原検査用)
2.海外市場 シーメンス向けの受注、売上が復活 中国向けの受注、売上が拡大
岸田総理の所信表明演説で経済政策の一つとして科学技術立国の実現のために先端科学技術の研究開発への投資について言及した。また、自民党の令和3年の政策パンフレットで日本に強みのある技術分野で「電子顕微鏡」「核磁気共鳴装置」に言及言及しており戦略的支援を掲げている。
半導体関連機器の増産及び医用機器部門の拡充を図るために2021年10月より武蔵村山の 新工場が操業を開始した。
これによりマルチビームマスク描画装置の最大生産能力が現在の10台から最大30台までと3倍に拡大した。
好調な中間決算を受けて通期の業績予想を上方修正した。
通期の当期純利益を44%上方修正した。
先週金曜日の決算説明会を受けて本日は株価が5%超上昇していますが、現在の株価でPERは60.38倍、PBR6.07倍とやや割高な印象を受けますが、マルチビームマスク描画装置で市場を独占している事を考えると妥当なバリュエーションであると考えてロングを継続します。
見事な逆行高でした!!
うまく行くと上場来高値更新でのアイデア終了もありそうです。
ほぼ実験室レベルでその製品が半導体ファブに採用される事はほぼゼロに等しいです。 大手ファブにX線露光装置を納入してる企業を調べてみるのも面白いと思いますが、それは正にトップシークレットでファブが成立できる根拠なので自社開発だと思います。
そんなことより、Appleです。将来Appleは自動車産業に参入してきます。そのXデーに備えておく必要があります。それは国内では空売りだったりしますが、やっぱり美味しいのは海外だと思います。
日本電子は電子顕微鏡で世界首位。分析機器・半導体装置、医療用機器も手掛ける。売上高(2020年3月期1172億円)の約65%を電子顕微鏡を主軸とする理科学・計測機器事業が占め、産業機器(半導体関連が好調)は約20%、医療用機器が15%。
全事業の中で5Gの普及、半導体のEUV化とともにマルチビーム方式電子ビーム描画装置の売上が拡大している。
中間決算時点で、上期として最高利益を達成し、豊富な受注残がある。
昨日フォトマスク製造用電子ビーム方式装置のマクマスターを年産10台から年産20台に増産すると発表。日本電子は電子ビームマスク描画装置をマルチビーム方式とシングルビーム方式の両方を手掛けているが、マルチビーム方式の市場規模はワールドワイドで10台強であるが、日本電子がほぼ独占している。
日本電子の作る電子ビームマスク描画装置は半導体向け以外にも車載用ディバイス市場にも需要が伸びる事が予想される。
予想PERが57.53倍、PBRが4.66倍、EV/EBITDAが26.9倍、PSRが2.0倍とPSR以外のバリュエーションは割高であるが、半導体関連の大きな利益成長が期待される事からロング。
本日の株価大幅下落は昨日発表した200万株の公募増資、250万株の株式売出、67万5000株のオーバーアロットメントによる売出のニュースによるもの。5.5%の希薄化となるほか、目先の需給悪化も警戒される状況に。株式売出は主にニコン(200万株)が中心となる。生産設備への投資や研究開発投資などが資金使途との事。
短期的な需給は悪くなるが、長期的な成長を考えるとむしろ買い場。
日本電子が先週金曜日(26日)に2022年3月期中間決算の決算説明会を開いた。
中間決算の結果は以下の通り。
売上、営業利益、経常利益、受注、受注残も過去最高を更新した絶好調の決算結果だった。
半導体事業の電子ビーム描画装置の売上拡大が業績に特に貢献した。
営業利益率は前年同期比2.0pt改善の6.9%となった。数量増と原価改善が販売管理費増と研究開発費増を上回り利益率改善となった。
事業別の内訳は以下の通り。
理学器・計測機器 1.大学、官庁向け
国内の補正予算(研究基盤強化)の受注、欧米での引き合いが復調、中国市場は引き続き活発だが、
関税問題で出荷遅延のリスク。各国で研究開発強化(競争)の動きがあるため需要は安定して拡大の
見通し。
2.民需(半導体)
極東・中国地域を中心にTEM(透過電子顕微鏡)の引き合いが堅調。
微細化、複雑化に伴い電子顕微鏡(TEM、SEM、EPMA)のニーズが拡大傾向。
3.民需(他産業)
全体的に設備投資が活発。次世代電池向けの研究開発投資が増加傾向。
産業用機器 1.描画装置市場
需要拡大が大きい。5Gの普及、EUV化の進展とともにマルチビームの需要が拡大
スポットビーム描画装置も生産向けの市場(DFBレーザー向け等)が拡大。
2.電子銃市場
コロナ禍以前に戻りつつある。
医用機器 1.国内市場
生化学分析装置の市況は停滞気味
免疫分析装置の市場が拡大(コロナウィルス高感度抗原検査用)
2.海外市場
シーメンス向けの受注、売上が復活
中国向けの受注、売上が拡大
岸田総理の所信表明演説で経済政策の一つとして科学技術立国の実現のために先端科学技術の研究開発への投資について言及した。また、自民党の令和3年の政策パンフレットで日本に強みのある技術分野で「電子顕微鏡」「核磁気共鳴装置」に言及言及しており戦略的支援を掲げている。
半導体関連機器の増産及び医用機器部門の拡充を図るために2021年10月より武蔵村山の
新工場が操業を開始した。
これによりマルチビームマスク描画装置の最大生産能力が現在の10台から最大30台までと3倍に拡大した。
好調な中間決算を受けて通期の業績予想を上方修正した。
通期の当期純利益を44%上方修正した。
先週金曜日の決算説明会を受けて本日は株価が5%超上昇していますが、現在の株価でPERは60.38倍、PBR6.07倍とやや割高な印象を受けますが、マルチビームマスク描画装置で市場を独占している事を考えると妥当なバリュエーションであると考えてロングを継続します。
見事な逆行高でした!!
うまく行くと上場来高値更新でのアイデア終了もありそうです。
ほぼ実験室レベルでその製品が半導体ファブに採用される事はほぼゼロに等しいです。
大手ファブにX線露光装置を納入してる企業を調べてみるのも面白いと思いますが、それは正にトップシークレットでファブが成立できる根拠なので自社開発だと思います。
そんなことより、Appleです。将来Appleは自動車産業に参入してきます。そのXデーに備えておく必要があります。それは国内では空売りだったりしますが、やっぱり美味しいのは海外だと思います。