東京エレクトロンの株価情報

株価*

時価総額

自己資本比率

ROE

ROIC

29,755円*

13.77兆円

70.5%

N/A

N/A

PER(実績)

PER(予想)

PBR

配当利回り

EV/EBITDA

29.55倍

40.64倍

 9.08倍

1.14%

28.8倍

*株価は2024/2/2の終値。

東京エレクトロン:2024年3月期3Q決算結果

売上高(累計)1兆2,832億円前年同期比▲22.3%
営業利益   3,110億円 同▲33.1%
四半期純利益2,390億円 同▲32.3%

3Q単独の決算結果は

売上高4,637億円前年同期比▲0.9%
営業利益1,325億円同15.4%増
四半期純利益1,015億円同18.6%増

減収減益の決算であった。3Q累計の売上高は前年同期比▲22.3%の1兆2,832億円、営業利益は同▲33.1%の3,110億円、四半期純利益は同▲32.3%の2,390億円であった。3Q累計の営業利益率は同▲4.0ptの24.2%となった。

3Q単独の決算結果は売上高は同▲0.9%の4,637億円、営業利益は同15.4%増の1,325億円、四半期純利益は同18.6%増の1,015億円であった。3Q単独の営業利益率は同4.1pt増の28.6%であった。

3Qの新規装置売上は前年同期比2.7%増、2Q比11.9%増の3,530億円であった。フィールドソリューション売上は前年同期比▲11.1%、2Q比フラットの1,044億円となった。

WFE事業環境の見方(2024年2月現在)

CY2023の半導体市場は950億USDに着地したと試算している。中国顧客の投資増により上方修正した。CY2024は1,000億USD程度と予測している。中国顧客の投資継続と年後半の最先端DRAM向け投資の回復を見込んでいる。CY2025については二桁成長を期待している。

AIサーバーの成長が継続。CAGR 2023-2027:+31%。

PC・スマートフォンの需要回復。:オンデバイスAIなど新たなアプリケーションに対応した新機能。コロナ期に購入した製品の買い替え。企業のIT投資。これらに伴い先行するDRAMに加えNANDと先端ロジック/ファンドリの設備投資も回復すると予測している。

東京エレクトロン:2024年3月期通期予想

売上高1兆8,300億円 前期比▲17.2%
営業利益4,450億円同▲28%
当期純利益3,400億円同▲27.9%
EPS 732.16円
一株当たり年間配当金 367円(中間配当148円、期末配当219円)

3Q実績及び4Q見通しをふまえて二度目の上方修正をした。減収減益予想であるが、減収幅、減益幅は縮小した。また、配当金も従前計画の一株当たり340円から367円に上方修正した。

アナリストによる投資判断

3Q累計の決算は減収減益決算であったが、3Q単独では営業利益が前年同期比二桁増と回復をした。4Qについては更に回復するのを見込んで二度目の上方修正をした。今通期は減収減益予想であるが、来期、再来期と高成長が期待される。

記事で紹介された銘柄の無料投資シミュレーション!アイデアブックはこちら