
―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トレファク <3093>
　25年2月期の連結経常利益を従来予想の37.3億円→40.6億円(前期は33.9億円)に9.0％上方修正し、増益率が10.1％増→20.0％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ホギメデ <3593>
　25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.2％増の14億円に伸び、4-9月期(上期)計画の20.3億円に対する進捗率は69.2％に達し、5年平均の51.0％も上回った。

★No.4　サイゼリヤ <7581>
　24年8月期第3四半期累計(23年9月-24年5月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の105億円に急拡大し、通期計画の128億円に対する進捗率は82.6％に達し、5年平均の71.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3093> トレファク 　　東Ｐ 　 +10.42 　　7/10　　　1Q　　　 30.90
<2157> コシダカＨＤ 　東Ｐ　　 +5.23 　　7/10　　　3Q　　　 26.99
<3593> ホギメデ 　　　東Ｐ　　 +2.83 　　7/10　　　1Q　　　 14.23
<7581> サイゼリヤ 　　東Ｐ　　 +1.26 　　7/10　　　3Q　　　167.82

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース

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