　6日の東京株式市場は主力株をはじめ全面的に買い戻される地合いとなり、日経平均株価は3万4000円台後半まで大きく切り返す展開となった。先物主導で海外ヘッジファンドの買い戻しが進み、全体指数を押し上げる格好に。外国為替市場ではドル・円相場が一時1ドル＝146円台まで大きく円安方向に押し戻され、投資家心理の改善につながった。財務省と金融庁、日銀の3者会合が引け後に行われると伝わったことも買い戻しに拍車をかける材料となったようだ。日経平均終値は前日比3217円高の3万4675円と4日ぶり急反発。プライム市場の値上がり銘柄数は1575、値下がり銘柄数は64、変わらずは7。

　本特集では、プライム市場の中で株価が25日移動平均線を上抜いた銘柄と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目。株価が25日移動平均線を上抜いた銘柄の中から、PBRがプライム市場平均の 1.1倍を下回り上値余地のあるとみられる 15社をピックアップしました。

※移動平均線が下降から上昇に転じる過程で株価が上に突き抜ける時は、重要な買いの局面となる（グランビルの法則）。


　　　 銘柄名　　　　　ＰＢＲ　ＰＥＲ
<5541> 大平金　　　　　 0.37　　 －
<3103> ユニチカ　　　　 0.46　　44.8
<2168> パソナＧ　　　　 0.59　　67.0
<4005> 住友化　　　　　 0.61　　31.3
<4577> ダイト　　　　　 0.68　　15.3

<7600> 日本ＭＤＭ　　　 0.71　　14.4
<3050> ＤＣＭ　　　　　 0.74　　 9.7
<8278> フジ　　　　　　 0.79　　21.2
<2915> ケンコーマヨ　　 0.83　　10.4
<2730> エディオン　　　 0.87　　16.9

<9076> セイノーＨＤ　　 0.88　　19.6
<2282> 日ハム　　　　　 0.95　　18.9
<9987> スズケン　　　　 0.97　　13.4
<9882> イエロハット　　 0.99　　11.1
<4506> 住友ファーマ　　 1.07　　 －


※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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