　ジオマテック <6907> [東証Ｓ] が8月8日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は3400万円の黒字(前年同期は1億4100万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の9000万円の赤字→4000万円の黒字(前年同期は3億3800万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
　なお、通期の同損益を従来予想の6000万円の黒字(前期は5億5200万円の赤字)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-15.9％→0.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期累計期間につきましては、自動車向け液晶パネル関連製品が、取引先の生産増加に伴い受注が増加する見込みであること、また、原材料及びエネルギー支出が当初計画を下回る見込みであることから、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益は、前回発表予想数値を上回る見込みとなったため、上記のとおり修正いたします。なお、通期の業績予想につきましては、上期は業績予想を上方修正したものの、下期は上期好調であった自動車向け関連製品の受注が弱含みで推移する見込みであることなどを鑑み、前回発表の予想数値を据え置きます。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

ジオマテック、上期経常を一転黒字に上方修正

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