午後のドル円は一段高、149円台後半まで上昇=東京為替概況
 東京終盤のドル円は一段高。ドル円は、東京朝方に発表された2月の日本消費者物
価指数(CPI)が市場予想を上回ったことからやや円買い優勢となり、一時148
.59付近まで弱含む場面があった。しかし、その後は日経平均の上昇などからリス
ク選好の円売りが優勢となり、149円台に乗せた。午後は、米10年債利回りの上
昇を背景にドル買いが優勢となり、一時149.63付近まで上値を広げた。

ドルストレートも午後にドル高となり、ユーロドルは1.0820付近まで、ポン
ドドルは1.2925付近まで水準を切り下げた。

ユーロ円は、午前の円売り局面で一時161.90台まで上昇したあと、いったん
伸び悩んだものの、午後は再び円安方向に振れ、162円に迫る動きとなった。
MINKABU PRESS